世の中生活していると、また機会があれば会いたいと思える人、会いたくないと思う人と色々いますよね。
僕にとっての自分がまた会いたいという人は、その人と話していて自分が楽しいかどうかっていうのが重要な基準だったりします。
今回は、そんな僕自身が話していて話していて楽しいなもしくは会話上手だなと思う人の基準について書きます。
会話上手のパターンは2つある
まずは、会話について考えてみると会話をする際には、話し手と聞き手の2つの立ち位置が存在すると言えます。
そこで次項からは、話し手と聞き手を場合分けして、それぞれどんな人だと会話をしていて楽しいのかについて書いていきます。
話し手で会話していて楽しい人ってどんな人?
話し手で会話していて楽しい人を考えると、
- 会話の中身が面白い人
- 会話の内容配分がうまい人
- 会話のテンポが上手な人
- 話を振れる人
この4つの項目を満たしている人はたいてい面白い気がします。
1個1個解説していきますねー!
会話の中身が面白い人
至極当然ではありますが、会話の中身が面白い人で会話のつまらない人を見たことがありません。
ただ、そうなると会話において【面白い】とは何なのかという話になってきますよね。
辞書で面白いを調べると、愉快という意味と、心惹かれるという二つの意味が出てきました。
従って【会話の中身の面白さ】とは、【単純に面白おかしくて笑ってしまうもの】とどれだけ【自分が興味を持てる内容】を合わせたものだと言えます。
前者に関しては例を出すまでもないので省き、後者を簡単な例で考えてみましょう。
貴方に好きな人がいたとします。
そんな時に、友人が
「その人が恋人みたいな人と手をつないで歩いているところを見たよ」
なんて言われたら、食いついてすぐにその話の続きを聞きたくなってしまいますよね?
したがって心が惹かれて続きが気になる話=面白い話となります。
ただ、相手が惹かれる話って言われてもフワフワしているので、人はどんなものに興味を惹かれるのか考えてみました。
人は自分に関係するものに惹かれる
あのスピーチ上手で有名なデールカーネギーは
人が最も興味を示すことは自分に関することである。
と話し方入門で言っています。
言い換えれば、人は自分にとって利益のあるものに興味を惹かれます。
例を挙げると、就活生の場合はホワイトな会社の情報に興味を惹かれると考えられます。
なぜなら、多くの就活生はホワイトな会社に就職したいと考えているので、ホワイトな会社の情報が欲しいからです。
ただ、ここで注意したいのは個人で見た場合にホワイトな会社が利益にならない人もいるので、あなたが会話上手になりたいのならその人が何を利益のある情報とみなすのかを見極める必要があります。
従って、相手を笑わすことができない人が会話していて楽しいと相手に思わせたいのなら、相手が興味を引くような話を提供できるようにすればいいということです。
自虐と自慢の配分がうまい人
会話をしているときにこんな現象に遭遇したことがないでしょうか。
- 相手の自虐が多すぎてフォローにつかれる
- 自慢話がおおくて聞いていてうんざりする
人は身勝手なもので会話の中に自虐が多すぎても疲れてしまいますし、自慢話が多すぎてもうんざりしてしまうものです。
(もちろん、一番いいのは自虐でもなく自慢でもない中間の話で面白い話ができることですが、ずっとは難しいですよね)
その為、話の中で会話の内容をある程度配分すると相手を疲れさせないと思います。
会話のテンポが上手な人
会話において話し手にとっても聞き手にとってもテンポというのは重要です。
それでは、会話の話し手にとってのテンポとは何でしょうか?
僕が考える会話のテンポとは、緩急と話の速度です。
これは、話のスペシャリストである落語家で考えてみると分かりやすいと思います。
落語家の話し方を見ていると、特徴が3つあります。
- 話が途中で止まらない
- 話に緩急がある
- 声に大小がある
これらの要素を話の中に取り入れることで、話に臨場感が生まれて聞いていて内容が理解しやすくなります。
ただ、僕自身も含めて一般の人が話す際にこれらを全部行うのは難しいので、日ごろから意識してやってみるのが大事だと思います。
話を振れる人
リストに挙げた中だと、一番簡単ですぐにできるものかもしれません。
あなたは、会話をするとき話す方が好きですか?聞く方が好きですか?
一般的に人は会話の中で自分が会話をしているときが一番楽しいとされています。
その為、自分が話を終えた後は相手に話を振ってあげる等するとお互い話をすることができて、楽しく会話ができるでしょう。
聞き手で会話していて楽しい人ってどんな人?
ここまで、話し手で会話していて楽しい人について書いてきました。
次は、聞き手で考えてみたいと思います。
聞き手で話していて楽しいひとを考えてみると
- リアクションができる
- 話に対して、より発展的な返しができる
- 感情を共感してもらえる
大抵この3つがうまくできる人は会話をしていて楽しい人だと思います。
それでは、それぞれの項目を見てみましょう。
リアクションができる
これが一番聞き手で重要な要素な要素だと思います。
別にテレビで見る芸人さんのように大げさにやる必要はありません。
ただ、話し手に対して話をちゃんと聞いているという印象を与えられればいいと思います。
多くの人がやっていることではありますが、やっていない人もいたのでリストに入れてみました。
話に対してより発展的な返しができる
会話をする時の話し手の意図は
- 問題を解決してほしい
- 感情を共有したい
の2パターンに分けられると思います。
話し手が問題を解決してほしい場合は聞き手に対して、問題を解決してもらえる発展的な返しが求められます。
何気なく、会話をしていて発展的な返し(問題を解決できるものや利益となる情報)をもらえる人との会話はとても面白いですし、もっと話していたいと思えます。
感情を共感してもらえる
先程の会話をするときの話し手の意図でも触れましたが、人はただ共感をしてもらいたいときにも話をすることがあります。
例を挙げると、
愛犬が死んでしまった人が「寂しい」といっていた場合、ここで求められるのは新しいペットを飼うことを勧めることではなく、寂しさを共有することですよね。
感情を共有することは、話をより感情的に盛り上げることができるので会話の中に取り入れると良いと思います。
あとがき
好き勝手書いてみましたがいかがだったでしょうか。
ちなみにここで伝えたいことは、これを読んだ人に全部やってもらって会話の面白い人になって欲しいわけではなく、どちらかというと自分の考えをまとめたかったという意味合いのほうが強いです。
会話に関しては、自分自身も好き勝手に話すときがありますしね。
ただ、もしも会話をしていて楽しいと思われたいのなら、1つの参考例にしてみてください。